眼科手術開業医の会とは?

本会は眼科の先進的医療を担う手術開業医のメンバーが集まり、情報交換と情報発信を行うための臨床医の会です。

21世紀に入って医療はめざましく発展いたしましたが、眼科医療の領域では「先進的な医療は大きな病院が担うべきもの」という概念は必ずしもあてはまりませんでした。大学病院などの基幹病院だけでなく、眼科手術を行う一部の開業医の中にも先進的な医療に取り組んで来たドクターがいました。そして、多くの眼科開業医がオピニオンリーダーとして学会などのフィールドに於いても多数活躍しています。
当会では、会員が当会主催の研究会やメーリングリストを通じた情報の交換を通じて、眼外科医としての技術に磨きをかけ、切磋琢磨しています。また、手術に携わる眼科開業医の立場から、患者様に向けた情報発信を行っております。

Q&A

手術後の気になる症状
(まぶしく感じる、暗いところで光がにじむ)

眼内レンズの素材はPMMA、アクリル樹脂、シリコンなどでできていますが、人間のもとの水晶体と違って、眼内レンズの光学的な性質上、光の入り方、明るさな ...

Q&A

手術の危険性について

手術は、生身の人間である医師が生身の人間である患者さんに対して、計画的に行う医学的な傷害です。 その時の体の状態によって予測し得ない反応や問題がおこり、「手術」が「傷害」に変わってしまうこともあるので ...

Q&A

手術の危険性について(出血)

出血は、眼球の表面や傷口に起こります。表面に起こった場合には、手術後に眼が赤くなりますが、 視力には全く影響はありません。このような赤みは、2週間程で消失します。
傷口に発生した出血が ...

Q&A

手術の危険性について(水晶体嚢の損傷)

現在の白内障手術では、水晶体をすべて除去するのではなく、原則として水晶体の皮に相当する水晶体嚢(すいしょうたいのう) を温存し、その袋の中にレンズを入れるという手術を行います。

Q&A

手術の危険性について(角膜の傷害)

角膜の傷害は、眼球に傷をつけて手術を行う限り、ゼロにはないrません。多かれ少なかれ角膜は手術によって 傷害されますが、そのような傷害に対してある程度までは回復力を持っているものなのです。 ...

Q&A

手術の危険性について(手術後の乱視)

眼球に傷をつけると眼球の形が変化するために手術後に乱視が発生することがあります。 この乱視の問題は、角膜に傷をつけて手術を行う限り避けられない問題です。 軽度の乱視は、視力に影響ありま ...

Q&A

手術の危険性について(感染症)

手術中や、手術後に眼の中に細菌などが入り込むと眼の中で繁殖し、眼球を傷害し、視力の回復を遅らせたり、 回復困難な高度の視力障害を残すことがあります。
もちろん、手術にさいしては、感染 ...