手術の危険性について(感染症)
手術の危険性について(感染症)
手術中や、手術後に眼の中に細菌などが入り込むと眼の中で繁殖し、眼球を傷害し、視力の回復を遅らせたり、 回復困難な高度の視力障害を残すことがあります。
もちろん、手術にさいしては、感染を防ぐために万全の処置を行っています。 しかし、眼球の周りの皮膚や結膜には、感染の原因となる様々な細菌が常に住み着いているので、手術中ばかりでなく、 手術後にも感染の危険は存在します。 手術に際しては、抗生物質の点滴や内服、点眼といった処置で細菌の感染を予防していますが、傷口が安定するまでの 期間は、手術後の点眼や内服薬の服用といった手術後の管理(患者さんご自身が行うものです)のやり方に問題があると、 感染の危険性が高くなるので、注意が必要です。