手術中の注意事項は?

白内障手術は,手術用の顕微鏡を使用する精密な作業です。手術中の事故を防止するために以下のような点に注意してください。

1)手術中は,不用意に体を動かさない
術野が不潔になり感染がおこることがありますし,思わぬ事故が起こることがあります。身体を動かしたいときには,動く前に申し出てください。

2)咳をしたくなったら…
手術中にタンが喉にからんだり咳をしたくなったら早めに申し出てください。目の中に器具が入っているときに急に咳をすると危険な場合があります。

3)目は手術中,器具で開きますのでご自分で無理に開く必要はありません。
両目を薄目をあける程度にしていただければけっこうです。

4)『痛いな』と感じるときには,申し出る
手術中は,麻酔の効いた状態では,痛みはほとんどありません。しかし,麻酔が良く効いた状態でも,目を触られたり押されるような感覚は残ります。触られた感じが残っているからといって怖がる必要はありません。
また,痛みを我慢しないでください。我慢していると,無意識のうちに目に力が入って手術がやりにくくなる場合があります。無理をせずに痛みを感ずることを伝えてください。 麻酔の追加をおこない「痛くない」状態にしてから手術を続けます。

5)途中で尿意を覚えたら…
痛みと同じで,尿意を我慢すると目に力が入って危険です。手術の途中でも処理は可能ですので早めに申し出てください。

6)気分が悪くなったら直ちに申し出ること
我慢すると処置が遅れて致命的な合併症を起こすことがあります。