白内障とはどのような病気なのでしょうか?

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眼球には,ものをよく見るために,ピントを合わせるための機能があります。これを担っているのが毛様体(もうようたい)というピント調節のための筋肉と,水晶体(すいしょうたい)と呼ばれる弾力性のある透明なレンズです。
そして水晶体の占める働きは非常に重要で,水晶体が年をとってくると弾力性が失われピントの調整ができなくなってきます。これがいわゆる老眼ですが,老化が更に進行すると,水晶体の中で透明度を保つための働きが悪くなります。このような機能の障害が起こり始めると,水晶体の中に濁った部分ができてします。このように,老化現象によって水晶体が濁ってくる状態が「老人生白内障」と呼ばれる病気です。
では白内障は,老化現象だけで起こってくるのでしょうか。水晶体の透明度を保つ働きが失われれば,すべて白内障がおこります。例えば,体の新陳代謝が阻害される肝臓病,糖尿病などの全身的な病気も中年以後の白内障の原因になります。また外傷(眼の怪我)などで,水晶体に傷がついた場合や,最近増加してきているアトピー性皮膚炎などでは若い方にも白内障がおこります。これらのほかにも,生まれつきの異常で白内障をもって生まれてくる先天性白内障の場合もあります。

では,白内障になると,どのようなことが起こってくるのでしょうか?