眼科手術開業医の会とは?

本会は眼科の先進的医療を担う手術開業医のメンバーが集まり、情報交換と情報発信を行うための臨床医の会です。

21世紀に入って医療はめざましく発展いたしましたが、眼科医療の領域では「先進的な医療は大きな病院が担うべきもの」という概念は必ずしもあてはまりませんでした。大学病院などの基幹病院だけでなく、眼科手術を行う一部の開業医の中にも先進的な医療に取り組んで来たドクターがいました。そして、多くの眼科開業医がオピニオンリーダーとして学会などのフィールドに於いても多数活躍しています。
当会では、会員が当会主催の研究会やメーリングリストを通じた情報の交換を通じて、眼外科医としての技術に磨きをかけ、切磋琢磨しています。また、手術に携わる眼科開業医の立場から、患者様に向けた情報発信を行っております。

手術後の気になる症状 (最初はよく見えていたが徐々に視力が落ちてきた)

手術後の気になる症状
(最初はよく見えていたが徐々に視力が落ちてきた)

もっとも多いのは眼内レンズが固定されている水晶体嚢内に濁りがでてくることに よる「後発白内障」の症状です。その他では網膜や視神経、角膜など手術をした部分以外で、新たに病気を発症していることも考えられます。したがって、この場合はすぐに専門医の診察を受けるようにしてください。
「後発白内障」の場合は、Nd/YAGレーザー治療により、混濁した水晶体嚢を破る(吹き飛ばす)ことで、比較的簡単に治療することができます。「後発白内障」は手術結果に関係なく、手術後の数週間から数年の間に約15~25%の人に生じるとされています。Nd/YAGレーザーによる治療は外来通院で数分以内の時間で終了します。痛みは全くありません。

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